弱みを見せる心理3選と人間関係への効果5選|仕事や恋愛、子育てなど
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- 弱みを見せる人・見せない人の心理は?
- 弱みを見せる相手との関係性は?
- 弱みを見せる効果ってあるの?
- 上手な弱みの見せ方は?
これらが気になる方はぜひ最後までお付き合いください!
メンタルトレーナーとして解説していきます。
弱みを見せるか否か?というのは
仕事でも恋愛でも
人間関係への影響が大きい…!
心理からその理由、
実際の効果やコツなど見ていきましょう
目次
「弱みを見せる」の類義語や言い換え
弱いところを周りに見られるようにすること
- 弱みを見せる
- 弱点を見せる
- 弱点をさらけ出す
- 弱点をあらわにする
- 弱点を露呈させる
- 欠点を露呈させる
- 欠点をさらけ出す
- マイナス面をさらけ出す
意図的に見せる、さらけ出す、
という自己表現のひとつと言えますね。
弱みを見せる心理3選
男性心理と女性心理でも違ってきますよね。
また、弱みを見せる心理を裏返すと
弱みを見せられない心理も見えてきますよ!
①相手を信頼している
弱みを見せるというのは、
ちょっと怖いことでもあるので
相手を信頼しているからこそ出せる
というケースは多いですよね。
特に一般的な男性心理としては
- 男らしく強くありたい
- 弱みを見せるなんてダサい
- 競争心が強く、張り合いたい
などあるので、
弱みを見せられる相手と言うのは
安心できる相手なのだろうと思います。
女性だって、安心できない相手には
なかなか弱みを見せずらいもの。
自分をさらけ出すのは勇気がいりますから
信頼関係があってこそ、弱みを見せられる!
ということですね。
逆に、弱みを見せられない…
ということは相手に対して安心できていない
と言えますね。
もしくは自分を出す恐怖のほうが勝っている状態です。
②理解してほしいと感じている
信頼している相手には弱みを見せられる、
ということは
弱みを見せてくれた人とは信頼関係を築きやすい
とも言えますよね。
それを体験的に知っていて
ナチュラルに弱みを見せることで
自分を理解してもらって関係性を築こうと考える人もいます。
まずは自分から信頼してもらおう!
と動いているケースです。
少し勇気がいること、、だけど
弱みを自分から見せることで
相手に安心してもらえるのなら嬉しいですもんね!
弱みを見せない、というのは
理解してもらわなくてもいい
という自己表現の可能性も。
人との関係性、
コミュニケーションは相互のものなので
まずは自分から!という意識を持つと
色々と円滑になりそうです^^
③ありのままの自分を出しているだけ
人からどう見られるか?に囚われない
素で弱みを見せているタイプの人も一定数います。
特に意識しているわけではなく
ありのままを表現した結果、
弱みも見せていた、という感じ。
心のパーソナルスペースが狭め・近めな方とも言えそうです。
または、すでに自分の弱さを認めているため
出すことに抵抗感がなくなっている人も。
隠してもしょうがないって知っているんですよね。
これは最強ですね…!
多くの方は自分をさらけ出すことに
多少の抵抗があると思いますので
レアなタイプかと思います!
本の紹介:なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか――すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる
あなたは仕事のなかでこんな経験をしたことがありませんか?
・「自分をよく見せよう」「評価を下げたくない」と思うあまり、失敗や弱点を隠してしまう。
・組織の問題を感じても、上下関係や肩書が気になって指摘できず、本質的な問題解決ができない。
弱みを見せる効果5選
『弱い犬ほどよく吠える』
という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
「なめられたくない…」などの理由で
弱みを見せたくないと考えるなら
それだけ自信がないとも言えますよね。
自分から弱みを見せるというのは、
本当の意味で自信があったり
弱みくらいでは揺るがない在り方を持っている証だと思います。
具体的な効果をみていきましょう~
①仕事における上司と部下の関係性改善
部下が上司に委縮していませんか?
例えば、委縮していると…
- 報連相が減る
- 質問しなくなる
- ミスや失敗を隠そうとする
- 面談でも上司ばかりが話している
などなど起きていきます。
どれも仕事をしていくうえでマズイですよね…!
個々のパフォーマンスや
業績にも悪い影響が出るレベルです。
上司・社長が自ら弱みを見せることで
身近に感じられたり
正直な在り方を見習おうと思ったり
関係性が変わっていきます。
弱い立場の人から弱みを見せる
というのはかなりハードルが高いので…
出来るだけポジションが上の人から
弱みを見せていきたいですよね。
②チーム・組織の心理的安全性向上
仕事をしていくうえで大切な関係性は
上司・部下だけではありません。
どんな仕事・プロジェクトも
チーム・組織で進めていきますから
チームの関係性はとっても大事です。
メンバー間でのコミュニケーションが円滑であるほど
良い結果が得られるのは言わずもがな。
ちょっと想像してみて欲しいのですが、
メンバー全員が強がっていたらどうでしょう…?
必要なフィードバックや
励まし合いなどが出来なくなりそうですよね。。
逆に、自分の弱みさえも出しているメンバーがいると
自然と助け合うことに繋がったり
ちょっとしたことでも相談してみようと思えるものです。
このちょっとしたこと、
が積み重なって大きな成果を生むわけです。
弱みを見せても攻撃されないチーム、
むしろ助け合いが生まれる組織って
最高だと思います!
③子どもに話を聞いてもらう効果
子育てしていて、
「ちょっと、話きいてるの!?」
と言ったことがあるあなた。
色々なタイミングがあるとは思いますが、
子どもが親の話を聞かないのには理由があるのかもしれません。
子どもからしたら親(特に母親)は万能である
食事から何から身の回りの世話を何でもしてくれる、
泣いたり不快感を示せば解決してくれる。
何でも知っていて教えてくれるすごい人!
恐怖から守ってくれる安心できる人。
話を聞いて優しく抱きしめてくれる人。
子どもが小さいうちは、
自分の家族がスタンダードであり
そのなかで何でもやってくれる親という存在は
とても万能に見えるようですね。
私自身も、息子から
「ママは最強じゃん(ズルイ)」
みたいなことを言われます…!
(全然、最強じゃない…汗)
つまり子どもからすると、
親は自分とは違いすぎて
「そんなこと言われたって無理」という具合に
聞く耳を持ってもらえなかったりします。
ちょっとした親の弱みに子どもは安心するし、
「ママも自分と同じなのかもな」と思ってもらえると
話を聞いてもらえたりしますね。
子どもには安心して生活してもらいたいので
変な心配はかけたくないですが
そうならない程度の弱みはどんどん出した方が
親子関係には良いなと感じています。
④アンダードック効果(負け犬効果)
アンダードッグ効果(アンダードッグこうか、英: underdog effect)とは、劣勢または不利な立場の側を応援したくなるという心理現象。アナウンスメント効果の一形態と考えられる。アンダードッグとは「負け犬」を意味し、語感として「判官びいき」に近い。対義表現は「バンドワゴン効果」。
恋愛テクニックとしても使われることがあるが、使い方には注意が必要である。
恋愛において使う場合には、
主にギャップがあるとより効果を期待できます。
例えば、
- 普段しっかりしている
- 強気なイメージがある
- 完璧そうな印象
の人が、自分にだけ弱みを見せてきたら?
相手が女性の場合なら、
「守ってあげたい」存在になるかもしれません。
相手が男性の場合なら、
「可愛い、私だけに見せてくれた」特別な存在に感じるかもしれません。
上手く弱みを見せることでモテる可能性はありますよね。
あまりやりすぎると、
単なるかまってちゃん、
メンヘラ認定されてしまうかも…
なので程々にしたいですね。
⑤実は強い人だと認識される
先述の犬のことわざも有名ですし、
弱みを見せるのは簡単なことではない…
と知っている人も多いと思います。
なので、むしろ
弱みを見せられる〇〇さんはカッコいい!
と認識されるかもしれません。
相手が弱みを見せてくれたら
純粋に嬉しいし
その在り方に惚れるかも。
強がっている人より、
弱みを見せられる人の方が
共感されたり人から好かれるものですよね。
強がるよりも弱みを見せた方が
本当の強さの自己表現になる!
そんな風に思います。
弱みを見せる方法・コツ3選
さて、弱みを見せる効果は分かったけど
どうやって見せたら良いの…?
弱み見せたら頼りないって思われない…?
そんな風に思うかもしれませんね。
匙加減は大切だと思いますので、
一緒にコツを見ていきましょう~
①ちょっとしたドジ話の共有
ちょっとしたドジなエピソードってありませんか?
例えば、
- 小指を家具の角にぶつけた
- コーヒーこぼしてしまった
- スマホを家に忘れてきた
- 購入した趣味のグッズが間違っていた
などなど。
相手との関係性において、
致命的にならないエピソード
って何かしらあるのではないでしょうか?
<体験談>
子どもにいつも
「こぼさないように気を付けて!」
と言っている私。
大人だってお茶をこぼすこともあれば、
小指をぶつけて悶絶するときもある…
そんなドジ話を子ども達にしたら
びっくりするほど爆笑していて
すごく嬉しそうでした。
これは仕事でも使えると思います。
会社では完璧な上司なのに、
家ではドジなところもある
というような話に部下は安心するはず。
ちょっと恥ずかしいけど、、
相手が笑ってくれれば万々歳です!
そのくらいの気持ちでいましょうっ
②過去に出来なかったり苦労した背景
いま現在困っていることでもダメではないですが、
相手によっては不安にさせる可能性もあるので
過去の苦労エピソードはとてもおススメ。
いまの話ではないので
弱みを見せる側としてはハードル低めで
めちゃくちゃ使いやすいです。
実際に、マーケティングの手法としてもよく使われています。
例えば、
- 現在悩みを抱えている人に向けて、過去の自分も同じだったと開示
- 特定の商品によってコンプレックスを解消した
など。
<体験談>
新入社員の頃の上司が
「聞けば何でも知っている」
すごい人に見えていた私。
でも、最初からそうじゃなかった
むしろ当時の私より出来なかったよ、
こんな風に勉強したから出来るようになっただけ
と話してくれました。
上司を身近に感じられたし、
間接的に“大丈夫だよ”って励まされました。
いま成功している人や
羨まれるようなポジションにいる人ほど使いやすいですよね。
比較するわけではなく、
相手に寄り添う気持ちで
エピソードを出すのがコツです!
③自分の嫌いなところ、コンプレックス
これは究極の自己開示だと思います。
勇気のいること…だからこそ
相手との距離は縮まりやすい!
例えば、
- 外見・容姿について(顔や体型など)
- 実は気にしていること
- 学歴について
- LGBTQなど性的思考について
など。
<体験談>
痩せていて太らないであろう体質が
羨ましいなと感じていた知人の女性。
あるとき、打ち明けてくれました。
「太れないから普段から頑張って食べているんだ。
痩せてるって言われるのがイヤなの…」
人には分からないコンプレックスを抱えているものだなと。
この人には正直でいようって思わされました。
近寄りがたい完璧キャラからも脱却できますね。
話しかけやすいオーラを出せるとさらに良いですね!
コンプレックスを受け入れるに至った
ストーリーなどを一緒に伝えるのがコツです!
本の紹介:あなたの「弱み」を売りなさい。 戦わずに売る 新しいブランド戦略
本書は、ある架空の街のレストランをめぐる寓話を通じて、
“無名の小さな店”が、“有名で大きな店”に
「戦わずに勝つ」ための戦略を教える本です。
まとめ:弱みを見せることは悪ではない
弱みを見せる、というのは
仕事、恋愛、子育てと
あらゆる人間関係へ影響があるんですね。
これもひとつの自己表現ですので、
弱みを見せることで
より人間らしさが伝わります!
なので、弱みを見せることは決してネガティブなだけでなく
ちゃんと意味のある行為といえます。
自分らしく表現できれば
よりよい人間関係構築にも繋がるので
ぜひ勇気をもって試してみてくださいね!
自己肯定感を高めることで
より弱みを見せられる自分になるかも?
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