経営者のメンタルケア・メンタルヘルス対策7選｜心の不調セルフチェックリスト付き
経営者やリーダーの立場の方は
自分の組織やメンバーへの責任が大きいですよね。
ゆえに日々とても大きなストレスに晒されますが
「そんなの当然」「仕方ないこと」と
見過ごされ放置されがちな傾向にあります。
しかし、会社組織・事業のためはもちろん
自分自身の人生のためにも
しっかりとメンタルケアを取り入れることが重要です。
不調の兆候セルフチェックリストや
不調の原因、及ぼす影響、
メンタルケア方法について
一緒に見ていきましょう！
目次
経営者のメンタル不調の兆候チェックリスト✅
次の中で 3つ以上当てはまる方は注意が必要です。
①行動面
□ 判断が極端に遅くなる、または早まる
□ 仕事に対する興味・情熱が薄れてきた
□ 怒りっぽくなり、些細なことでイライラする
□ 会話を避けたくなる、部下に話しかけられるのが負担
□ SNSやYouTubeでの“逃避”が増えている
②思考・感情面
□ 「誰にも理解されていない気がする」
□ 「自分がいなくなったほうが楽」とふと思う
□ 成果が出ても「どうせすぐダメになる」と考える
□ 常に不安や焦りが頭のどこかにある
③身体面
□ 寝つきが悪く、夜中に目が覚める
□ 朝起きるのがつらく、頭が重たい
□ 食欲がない、または過食気味になる
□ 慢性的な肩こり・腰痛・頭痛が続く
□胃の調子が悪い、蕁麻疹が出るなどの不調
人によって兆候が出やすい面が
あると思います。
（私はまず身体に出やすいタイプ）
ご自身をよく観察してみてください。
経営者のメンタル不調の原因
- 責任の重さ・失敗への恐怖（常に背負っている感じ）
- 孤独感（「誰にも本音を話せない」）
- 長時間労働や睡眠不足（体力的な消耗）
- 成功しても満たされない空虚感（「なんのためにやってるのか…」）
- 身近な人との関係悪化（家庭や社員との衝突）
- 周囲の期待に応え続けようとするプレッシャー
普通の人にはない原因がズラリ…
ストレスやプレッシャーが大きい立場であることが
改めて感じられます…！
経営者のメンタル不調が招く影響
経営者・リーダーは
組織の要…！！
以下のように様々な面で影響が大きいです。
| ● 経営判断 | ・リスク回避思考が強くなり挑戦できなくなる ・焦って決断し、判断ミスを起こしやすくなる |
| ● 対人関係 | ・社員や家族にイライラをぶつける ・孤立感が強まり、人を信頼しにくくなる |
| ● 自己評価 | ・「自分はダメだ」と思いやすくなる ・成功しても達成感を感じにくくなる |
| ● 健康 | ・睡眠障害・食欲低下・体調不良などに波及 ・将来的なうつ症状やバーンアウトの可能性 |
| ● 事業継続 | ・信頼していた人材が離れやすくなる ・意思決定の先延ばしで成長機会を逃す |
無意識のうちに対人関係にヒビ…
など取り返しのつかない事態は避けたいですよね。
どうでしょうか？
いま、あなたが一番気になる影響は
どれでしたか？
経営者のメンタルケア・メンタルヘルスの対策7選
まずひとりでできるセルフケア編から、
外部リソースを活用する編も含めご紹介いたします。
① 感情・思考のアウトプット（ジャーナリング）
メンタルケアには
自分の感情としっかり向き合い
認知することが重要です。
いまからでも出来るセルフケアとして
ジャーナリングがあります。
例えば、毎朝or毎晩
5分ほどメモにいま抱えている
モヤモヤ・イライラ・不安を書き出し
言語化する。
ほんの少しでも
感情やいまの状況を客観視でき
心がラクになる可能性があります。
また、ポジティブな
願いや理想を言語化するのも良いですね。
前向きになれて
やる気に繋がる効果も期待できます。
② 睡眠・食事・運動の基本管理
やはり心も身体も健康を意識するなら
睡眠・食事・運動は土台になります。
適正な睡眠時間は人によって異なりますので
ご自身がしっかり眠れていると感じるかどうか、
を振り返ってみてください。
特に睡眠不足が続くと
経営判断ミスや人に強く当たるなどの
よろしくない方向に向かってしまいがちです。
睡眠だけでなく、
食事や運動についても
毎日のルーティンなどを
可視化するだけでも効果があります。
例）今週は、睡眠が平均で〇時間。
食事は3食摂れたな、運動は全然できていないな…
③ 意図的な「一人時間」の確保
経営者はいつでも仕事のことを考えていて
頭から離れない…！
というのは自然なこと。
ですが…！
あえて
- デジタルデトックス
- サウナで瞑想
- 音楽鑑賞、映画鑑賞
- ランニングやヨガなど身体を動かす
- 短時間でも自然の中に身を置く
など、息抜きも必要です。
1人でいつもとは違う時間の流れを感じると
本来の自分を取り戻すことに繋がります。
④ 経営者仲間に相談する
似たような立場の人、
つまり経営者仲間に相談するのも
ひとつの手段です。
気軽に話せる仲間がいないなら
経営者向けコミュニティへ
参加してみるのも良いかもしれません。
異業種でもOK。
同じような悩みを持つ相手との会話で
「悩みは自分だけじゃない」と思えることが大事です。
思っていることを吐き出し、話すことで
気持ちがラクになることも少なくありません。
⑤ 信頼できるパートナー・家族との時間を持つ
経営者である前にひとりの人であることを
思い出させてくれる…
リラックスできるのがパートナーや家族です。
仕事が忙しいと
なかなかゆっくり時間を取れていないケースも
少なくないのではないでしょうか。
優先順位として仕事が上になりがちかと思いますが
あえて家族との優先順位を上げることで
家族との関係が良くなったり
自分自身もほっとでき
メンタルに良い影響が期待できます。
※ここまでは、セルフケアと
気心知れた人とのコミュニケーションで
心をラクにする手段。
気を付けたいのは…！
優しく話を聴いてくれていたけれど
相手からすると負担になってしまっていた、
というケース。
本人に直接言ってくることは少ないので
分かりにくいのですが、
「もうこの手の話は聞くのしんどいな…」
と感じられている可能性も。
（実際、、こういった話も耳にします）
なので、ここからの外部リソースの活用
という手段も視野に入れておけると
大切な人を巻き込みすぎずに済むかもしれません。
⑥ メンタルクリニック・カウンセリングの活用
「病気じゃないから行けない」ではなく、
予防的ケアとして捉えるのが大切です。
本当に心が壊れてしまう前に、
まだ全然大丈夫！というくらいに
ケアしていけると良いですよね。
虫歯予防のために、
毎日歯磨きするのと同じ。
心も定期的にケアしてあげることで
健康な良い状態が保ちやすくなります。
また、睡眠障害や極度の不安には
お薬の処方やプロの介入も有効です。
※実際に、中小企業の経営者は
メンタル疾患や自ら命を絶ってしまうことがあるので
他人事ではないのです…！
⑦ 経営者向け・エグゼクティブコーチングを受ける
エグゼクティブコーチングは
メンタルケアだけでなく
以下のような効果も期待できますよ。
- 孤独感の軽減
- 意思決定の質向上
- 自分の在り方の明確化
経営判断・人間関係・事業ビジョンなどをはじめ
プライベートなことでも
何を話してもいい“安全な対話空間”です。
いまの時代、
AIに相談することも多いかもしれません。
AIは秒で回答をくれるし
気の利いたことを返してくれるかもしれません。
でも、孤独感を和らげたり
どこか癒される感覚だったりというのは
なかなか与えてくれないのも事実です。
また、人間同士のコミュニケーションだからこそ生まれる
新しいアイデアや湧いてくるエネルギーは
経営者やリーダーにとって大きなリソースになります。
「誰にも話したくない」という人も
“人と安全に話せる場“を体験したら
AIと人間の使い分けのイメージがつくと思います。
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まとめ：メンタルケアでサステナブルに活動して達成していきましょう！
経営者のメンタルケアは不可欠です。
身体が資本、なんてよく言いますが
そこにはメンタルも含まれていると思います。
後回しにされがちですが、
しっかりケアしているかどうか
自分自身と向き合っているかどうかで
差が出てくるのではないでしょうか。
ぜひご自身の心も大切にされてくださいね。
中長期的に達成していきたい
ということであれば
戦略のひとつに経営者自身のメンタルケア
を組み込むことで走っていけるはずです！
納得の意思決定～経営に深呼吸を～
誰にも見せられない不安、言葉にしづらいモヤモヤ。
意思決定の重さ、人のことを優先して自分を後回しにしてしまう日々にピリオド。納得感を持って前に進みませんか？
-
どこかモヤモヤや迷いがある
-
一人で決め続けることに、ふと疲れを感じている
-
業務委託や少人数体制でまわしている、ひとり社長・小規模経営者の方
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SNSやYouTubeなどで発信したい・続けたいけれど、「これでいいのか」と感じている
-
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