「内定はもらったけどやっぱり転職するか悩む…」

「転職したいけど失敗するのは怖い…」

そんな風に感じますよね。
私もそうでした。

私が子育てをしながら働く、
いわゆるワーママの立場で転職した体験談です。

特に30代の方や子育て中の方の参考になれば！

転職経験は2回

私がどんなタイミングで転職したかと言うと、

• （転職活動のみ）新卒入社2年目
• （転職1回目）第2子出産後
• （転職2回目）パワハラに耐え兼ね辞めようとしたときにリファラル

でした。

結局1社目に丸10年お世話になり、
30過ぎてから初めての転職となりました。

ちなみに、、
最初の転職活動は某エージェントに登録して
けっこう面接も受けて内定をいただいた会社もあったのですが
結局会社に残ったという感じです。

関わってくださった方々にはご迷惑だったかもしれませんが…
転職せずに異動させてもらえたので
結果的には良かったのかなと思っています。

どちらも成功とは言えないものだった

とても有難いことに、
子育て中で時短というなか
正社員で転職できたのは運が良かったと思います。

しかし、、
雇い主から見て自分の条件が良くない
ということは分かっていたし
そんなに自信もなかったので
「焦っていた」というのが正直なところでして。。

転職できたこと自体は良かったと思うし
後悔というわけではありませんが
成功とは言えないものだったな…と。

その理由について、それぞれ書いていきます。

失敗した理由①

初めての転職は、第2子出産後。

ざっくりした理由としては、
焦りとプラスして
会社の状況や上司（社長）の実態を知らずに決めてしまったこと。

3学年差の第1子を保育園に預けながら
ほぼワンオペでずっとやってきました。

時短勤務とは言え、
通勤は1時間弱、
有給はすべて子どもの事由、、

帰宅したら夕飯とお風呂で寝落ち。。
自分の時間は冗談抜きにゼロでした。

それがかなりキツくて、
2人目が生まれてからもワンオペは続き（いまも）
このままじゃマズイ…

もう少し勤務地が近くなれば…
というのと職種も変えたかったので
転職を決意しました。

某転職サイトから応募。

10名程度の会社だったので、
社長と面接をしてそのまま内定。

条件面は願ったり叶ったりで、
とても有難く嬉しかったのをよく覚えています。

「これでなんとか働き続けられる…！」

とすがるような気持ちでいたのですが、
蓋を開けてみたら会社の状況は散々…
めちゃくちゃ離職率が高くて本当に驚きました。

時短勤務だけど、、
休みのはずの土日にも連絡はくるし
それが普通という雰囲気で
どんどんストレスが溜まっていきました。

子育てとの両立なんて夢のまた夢…

そんな状態だったので
結果、体調を崩し退職を決意。

働き方が自分には無理です、と退職の旨を伝えると
吐き捨てるように
「あなたにはこの会社合わなかったかもね」
と社長に言われました。

まさに社員はコマ。
面接してもらったときには見えなかった顔です。
もっと優しくていい人だと思った…

やはり焦って自分ひとりで判断すると
会社の実態や、社長の人となりなんて
自分の都合の良いようにしか解釈しないものだな
とよく分かりました。

失敗した理由②

2回目の転職は、
体調を崩し会社を辞めると決意してからです。

このときも存分に焦っていました…！
そして、スケジュールがタイト過ぎたのと
リファラルだったので油断したのも理由です。

すでに体調が悪かったので
月末に「翌月で退職します」と伝えました。
次の職は決まっていなかったけど。

そこから転職活動を始めました。

自宅から近くて時短でいまの職種を続けられるところ…
ってなかなかないんですよね。

大した経験・キャリアがあるわけでもなかったし
そもそも時短正社員とはハードルが高いもの…！

この際、派遣・パートも視野に入れて！
と複数のサイトで求人を漁っていました。

そんなとき、2社目で一緒になった
先に転職していった（出戻りした）男性から
お誘いをいただきました。

勤務地は希望より遠いけど、
時短正社員だし職種も希望通りだし
とても有難いお誘いでした。

でも、色々と聞いているなかで
ちょこちょこ違和感があったり
すぐにでも来て欲しいみたいな感じだったので
結構迷っていたんですね。

体調も悪かったし、
1か月くらい休んでから転職したいなと思っていたので。

だから、一度はお断りしたんです。
色々と話を通してもらったのに申し訳ないなと思いつつ。

でも、本当にいい話だからって推されて
まぁブランクも出来ない方が良いのかなとか
相変わらず焦っていた結果すぐに転職することに。

結局、ほんの少しの有給消化のみの休みでした。
複数の面談や手続きとかもあって、
逆にめちゃくちゃ忙しくなってしまうくらい
超タイトスケジュールで進みました。

こちらも蓋を開けてみたら会社の実態が散々で…
大きな会社でしたが、めちゃくちゃでヤバかったです。
（大企業なので、残業とかにはうるさくて
休日に仕事させられたりはなかったですけどね）

もはや今は笑い話という感じですが、
当時はなかなかしんどくてよく耐えたなという感じ。
分かる人には分かる有名な(!?)ブラック企業なので
ネタになって良かったのかもしれませんが…ｗ

やはり、人って余裕がないとき
時間が迫っているとき
正しい判断が出来ない可能性が高くなるな
と思います。

善意での紹介であっても、
自分の想い・価値観とちゃんと照らし合わせて
しっかり断ることも大事だなと。

失敗しないために必要だと思うもの

私の失敗の2大要素は

1. 時短という悪条件で自分に自信が持てない
2. 焦ってひとりで決めてしまったこと

だったと分析しています。

ちょっとした違和感も大事にしたいし、
あまり転職は急ぐものではないなと。
仕事って人生におけるウエイトが高いですからね。
ちゃんと納得して選択したい。

そのためには、とにかく余裕って大事です。
気持ち的にも時間的にも。

なので失敗を避けるには、

• 信頼できる人に相談できること
• 余裕を持った転職活動

がめちゃくちゃ必要なんじゃないかと思います。

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まとめ：転職失敗のリスクは仕方ない

なんでもそうですけど、
何か変化するときには失敗するリスクはありますよね。

その分、他の何かを手に入れるはずだし
何も変えずにすべてを手に入れるのは不可能に近いです。

なので、転職で失敗するというリスクは
ある程度は仕方ないと思います。

個人的には、それ以上に
変化しない現状維持で失うものの方が怖いです。

なので、自分の想いに正直に
多少のリスクがあっても行動してみるが吉と思います。