プロコーチがおススメする『映画 すみっこぐらし 青い月夜のまほうのこ』レビュー
今回おススメしたい映画は…
「すみっこぐらし 青い月夜のまほうのこ」です!!
(公式サイトはこちら)
子ども向けかな?と思われた方もいるかもしれませんが
むしろ大人におススメしたい映画です!
観たらじんわり温かい気持ちになれるし
新たな視点を手に入れられるはず。
<こんなあなたへ!>
- 夢って何だっけ?という方
- 理想を追い求めるなんて無駄だよ、という方
- 夢を語るのは恥ずかしい、という方
- 夢なんてなくても困らないでしょ、という方
※ネタバレ含みます
目次
映画を観たキッカケ
私は以前より”すみっこぐらし”というキャラクターたちが好き!!
家にはぬいぐるみが複数あり、
子供たちも気に入っているので
AmazonPrimeビデオで公開されたタイミングで子供たちと一緒に観ました。
ちなみに今回の映画は第二弾。
もちろん第一弾(とびだす絵本とひみつのこ)も視聴済みで、
こちらも良かったので迷いなく観ようと思いました。
ちょっとネガティブなすみっこたちが
ゆる可愛~なイラストで何とも言えない表情や動きを見せてくれます…!
テーマは”夢”
(すみっこたちのプロフィールはこちら)
すみっこたちはそれぞれ”夢”を持っているんですね。
その”夢”を叶えるために魔法使いのもとへ向かう!
そんなところからストーリーが始まります。
そこで出会った魔法使い5人兄弟の末っ子”ふぁいぶ”。
ふぁいぶだけ兄弟とはぐれてしまい、
とかげの家に寝泊まりすることになりました。
そんななか、すみっこたちのそれぞれの夢を知ったふぁいぶ。
とかげの夢は皆には秘密でした。
そもそも本当は恐竜なのにとかげのフリをしているのですから。
“夢”はそのひとを苦しめるのか
とかげも除く、すみっこたちの夢を知ったふぁいぶ。
でも魔法でなんでも叶ってしまうから
自分は”夢”が何なのかよく分かりません。
もちろん”自分の夢”も分かりません。
すみっこたちが夢とは
「こうなったらいいなっていう ねがいごと」
だと教えてくれます。
ふぁいぶは皆の夢を魔法で叶えようとします。
でも理想とは少し違う状態をつくってしまい…
ふぁいぶの力では皆の夢を叶えることが出来ない、と分かります。
自分の魔法はまだまだ…
魔法についての本を読んでいたところ
「しょうしつのまほう」の存在を知ります。
これだ!
とひらめいたふぁいぶ。
すみっこたちが「夢=理想」を叶えられていない現状を見て
叶わなくて悲しい想いをするくらいなら
自分の力で助けたいと思ったのでした。
どんぐり相手に「しょうしつのまほう」の練習をします。
自分にもその魔法が使えると確認したその夜、
ふぁいぶはみんなに魔法をかけることにしました。
みんなの”夢”を消したのです。
“夢”を失ったすみっこたち
翌朝目覚めると、
すみっこたちの様子がおかしい。
とんかつは「誰かに食べてもらうこと」を願っていました。
その夢がなくなって「どうせなまゴミだし」と
シンクの三角コーナーを頭にかぶってしまいます。
しろくまは「一年中暖かいところで過ごすこと」を願っていました。
その夢がなくなって「暑い!!」と顔を真っ赤にして
うちわで扇ぎながら扇風機に当たっています。
ぺんぎんは「いつか本当の自分を見つけること」を願っていました。
その夢がなくなって「これが本当の自分さ!」と
目をキランと輝かせています。
ねこは「すらりとした理想の姿になること」を願っていました。
その夢がなくなって「このままでOKじゃ!」と堂々とした態度で
好きなだけひたすらに食べまくるのです。
そんな様子をみたとかげは心配になります。
ふぁいぶも予想外の展開にびっくり…!
“夢”と一緒に消失した”その人らしさ”
いつもの皆じゃない…
コンプレックスがありつつも
自分の理想に近づきたい気持ちを胸に
地味にでも前進しようとする愛おしい姿はどこへ…?
ただのネガティブ、
現状への不満をぶちまけるだけ、
現状維持で今のままでいいやという思考停止…
そんな姿から「その人らしい魅力」は伝わってきません。
”夢”は、
叶うか、叶わないか?だけのものではなく
その人らしさの一部であり持っていることが素晴らしい!
そんな風に考えさせられますよね。
現実に置き換えてみても
「夢に向かってもがいている人」って
一見ダサいようでも、とてもカッコよかったり
人間味を感じて応援したくなったりするものですよね。
“夢”に対する視点
夢を消失し、
自分らしさも失ったすみっこたち。
しかし、徐々に何かがおかしいと気づき
自分の夢を思い出し取り戻すのでした。
そしていつもの皆に戻ったとき
ふぁいぶは「夢は大切なもの」と知ります。
それまでは「夢は叶わないと悲しいもの」だったのに。
そしてふと、とかげの夢は何だろう?と
疑問に思ったその晩。
ふぁいぶはとかげの夢を知ることになります。
とかげの夢は「お母さんと一緒に暮らすこと」。
とかげのお母さんは恐竜”すみっしー”で
現代は恐竜が見つかると騒がれてしまうので
”すみっ湖”にてひっそり暮らしているのでした。
すみっしーに「すごくあいたい」という、とかげ。
めちゃくちゃ可愛い…そして
(簡単には叶わない)夢を語る姿って
どうにも愛おしくて応援したくなるものですね~
「兄弟にあいたい」と思っているふぁいぶと
「おなじだね」と夜空を見上げるのでした。
いっときの”夢”を叶えること
その時、ふぁいぶを心配した兄弟が迎えに来てくれました。
そしてとかげにお世話になったことを伝えるふぁいぶ。
魔法使いの兄弟たちはお礼に
とかげをすみっしーに会わせることにしました。
短い時間ではあるものの
ふたりきりの幸せな時間をすごした
とかげとすみっしー親子なのでした。
「一緒に暮らす」は今回叶わなかったけれど
とかげはこの感覚をきっと忘れない。
より強くこの”夢”を持ち続けることでしょう。
コーチングのなかでやる「理想のイメージを膨らませる」ことに
重ねて観てしまいました…!
一度その体験をすると現実味が出てくるし、
人は掴みに行こう!と出来るから。
願いは叶うんだ、とか
誰かに自分の願いを話してみることの意味を
考えさせられます…!
現実に「魔法」はないかもしれませんが、
強く願うことで誰かの心を動かすことはあると思うのです。
それは協力してくれる人かもしれないし、
一緒に頑張ろうって言ってくれる仲間かもしれない。
夢ってとてもパワフルだな!
と感じずにはいられません。
絵本の紹介:すみっコぐらし そらいろのまいにち
だれもしらない すみっコたちの 5つのおはなし……。
あたらしい絵本が ついにできあがりました。
128ページ ぜんぶ描き下ろしです。
“夢”は誰でも持っている
魔法使いの世界に戻ったふぁいぶ。
早速、魔法の練習をします。
この旅を通して「自分の夢」を見つけたふぁいぶなのでした。
夢を見つけたら、自然と行動したくなるもの!
いつからでも
自分の在りたい姿をつくっていける!!
「夢ってなぁに?」と言っていたふぁいぶが
自分の夢を見つけるという素敵な締めくくりでした。
これはすみっこたちのストーリーですが
現実に照らし合わせても”あるある”なのではないでしょうか。
夢なんて…と考える人は少なくない印象です。
様々な理由で隠していたり、忘れていたり…
でも、誰しもが何かしらの願いを持っているんです。
夢や理想を語って実現しちゃいましょう!!
そう本気で思っています。
夢を持つ勇気をくれる、
じんわ~り心が温かくなる映画でした。
アマプラで観れますよ♪
おすすめです。
ためらいなく夢を持ち、その人らしい魅力を放つ人が
もっともっと増えることを願っています。
※Amazonプライムビデオで視聴可能なおすすめ異世界アニメも良かったら!
家族の悩みを話せる人がいない…
あなたの日々の家族との関り方で、これからの家族の関係性は大きく変わります。後悔ない、あなたらしい在り方で家族ともっと素敵な関係を創っていきませんか?
-
パートナーシップでの悩みごと
-
ライフスタイルの変化に伴う働き方の迷い
-
子どもを叱りすぎてしまう…自己嫌悪
-
子どもの将来が心配で頭がいっぱい…(受験やひきこもりなど)
-
親が高齢になってきて介護についても心配
-
ママ友とはここまで深い話ができない…
自己理解で望みを叶える!
無料プレゼント中
『自己理解』をぐっと深めると思考がクリアになって望みが叶う!もっとあなたらしく後悔のない人生を送るのにぜひこれらのツール&動画セミナーをお役立てくださいね。