【映画】ラーゲリより愛をこめてを観た感想・レビュー(ネタバレあり)人間らしく生きること
「ラーゲリより愛をこめてってどんな映画?」
「ラーゲリより愛をこめてって面白いの?」
正直、戦争映画は苦手だな…って思っていたのですが
主題歌がミセスなので気になって観たというのが本音です。
そして、これは戦争映画ですが
愛とか人の繋がり、優しさを表現していると思うので
戦争映画が苦手な人でも観る価値アリとおすすめしたいです。
※ネタバレありです。

小学4年生の息子が
「Soranji」を歌う機会があるということで
一緒に鑑賞しました。
同級生の子も観たことある子がいるらしく…
ちょっと難しいかなと思いましたが
10歳でも最後まで観れます。
映画:ラーゲリより愛をこめてのあらすじ
<あらすじ>
第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する抑留者たちに、彼は訴え続けた――身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、誰もが心を閉ざしていた。戦争で心に傷を負い傍観者と決め込む松田。旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢。クロという子犬をかわいがる純朴な青年・新谷。過酷な状況で変わり果ててしまった同郷の先輩・原。山本は分け隔てなく皆を励まし続けた。©2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会
AmazonPrimeVideoより引用
原作は辺見じゅん氏の
『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』
です。(以下引用)
大宅賞、講談社ノンフィクション賞、ダブル受賞に輝いた感動ノンフィクション!
敗戦から12年目に遺族が手にした6通の遺書。ソ連軍に捕われ、極寒と飢餓と重労働のシベリア抑留中に死んだ男のその遺書は、彼を欽慕する仲間達の驚くべき方法により厳しいソ連監視網をかい潜ったものだった。悪名高き強制収容所に屈しなかった男達のしたたかな知性と人間性を発掘した労作。



元々はノンフィクションというのに
震えますね…!
こんな環境で人間は生きられるものなのか…
と思わざるを得ないような状況でも
希望を捨てない人が実在したとは
言葉もありません…!
ラーゲリより愛をこめては、俳優陣も豪華!
主演は、
嵐の二宮和也さん!
その妻役に
北川景子さん。
最初に入るナレーションの声であり
同じくラーゲリで過ごすのは
松坂桃李さん。
中島健人さん、桐谷健太さん、安田顕さんも。
かなり豪華ですよね!
寺尾聰さんも時が経った世界で出てきます。



これだけ豪華キャストだと
しっかりと制作された映画なのだと
一目瞭然ですよね…!!
見どころ①家族の尊さ
これはすごく個人的な感覚なのですが…
日本人ってアメリカとかに比べて
家族愛が強い方じゃないイメージなんですよね。
イベントごとなんかは
恋人や友人と過ごす方が主流な感じと言うか。
最近は変わってきているようですが…!
(家族といる方がラク、経済的にも合理的みたいな)
なので、日本の映画で
ここまで家族の絆とか
「母に会いたい」
「妻に会いたい」
「子どもに会いたい」
という強い気持ちを抱えて生きていく
ことが描かれていることがとても印象的でした。
戦争という時点で家族と引き離され、
さらに収容所に連れていかれてしまって
いつ日本に帰れるのかさえ分からない…
日々家族と過ごせていることは
決して当たり前じゃないし、
大切にしたい、大切にすべきだと
そんなことを思い出させられます。
毎日言えるときに
ちゃんと「大好き」を伝えていたいなと
改めて考えさせられます。



未婚率があがって
家族を持たない選択も
珍しくない時代ですが…
やっぱり家族という存在は尊いものだと感じます。
(もちろん誰でも良いワケじゃないけれど…!)


見どころ②人は対等な存在である


二宮さん演じる山本さんは
立場やポジションで人を見ない
教育を受けていないことをバカにしない
どんな状況であれ、同じ人間…
そんなスタンスがとても印象的でした。
自分を下にもしない、
ちゃんと対等な人間なのだと主張する
という在り方は簡単にできるものではないですね…!
また、捕虜であっても
楽しむことを奪われたら頑張れない
娯楽ってすごく必要なものだと
すごく人間らしい面も見えましたね。
どんなに厳しく奪っても
良いパフォーマンスは出せないし
どんなに苦しめても
頭にある記憶や心までは奪えない…
これはどんな状況であれ
人間の真理なのだろうと思います。
そんな在り方の山本さんの周りには
自然と優しさや思いやりが生まれるし
その優しさは循環するのだと
見せつけられました。



我々人間のひとりひとりが
尊い存在なのだと体現しているようでしたね。
未来を信じるし、
生きることを諦めない…
とても簡単なことではないですね。




見どころ③いつでも希望を持ち続ける
どんなに絶望的な状況でも、
希望を捨てないスタンスは本当にすごかったです。
諦めたくなるときも諦めない、
生きて帰るんだ、
進むんだという意思を持ち続ける…
そしてもう余命が長くなくて
日本に帰ることが出来ないと分かってもなお
想いを繋ぐことを諦めない…
信じて待っている家族に言葉で希望を残す…
こんなことができる人が存在したことにビックリです…!
文書を取り上げられるから
頭に記憶して持ち帰るというのも
余程の人望がなければ叶わなかっただろうと思うと
さらに驚きが隠せませんね…!
現代の私たちは
情報が溢れいつでも忙しくしていて
どこか孤独感を抱えている。
でも日本にいれば
ラーゲリほどの酷い衣食住環境ということは
なかなかないですよね。
だからか?
希望を持ちずらく、諦めたくなる…
本当に大切なものを見失いがちなのかもしれません。
本当に失うか、もしくは
マジで失いそうにならないと
気づけないことってあるんだと思いました。
背水の陣というか、
絶壁に立たされるみたいな。
正直そんな状況に身を置きたくはないですが…
本当に失う前に、ちゃんと気づきたいものですね…!



日々の自分の在り方を見直したり、
本当に大切なものを大切にするよう
気を付けて過ごしたいと思います。




ラーゲリより愛をこめての主題歌「Soranji」
主題歌は
Mrs. GREEN APPLEの「Soranji」です。
映画のエンディングでこの曲が流れるわけですが、
もう…なんて曲を作ってくれたんだ…と。
生と死に向き合う瞬間って
色んな場面で訪れたりしますよね。
直接生死に関わらずとも、
「自分はどのように生きていくんだろう…」とか
「このまま生きて何があるっていうの…」とか
考えちゃうようなときもあるじゃないですか。
そんなときに寄り添ってくれる楽曲なんですよね…!
YouTubeのコメント欄見たら分かりますが、
みんな人それぞれ様々な状況に置かれて
ひとりひとりが踏ん張って頑張っているんだと思い知らされます。
何かでミセス大森さんの楽曲作成秘話?みたいの見たのですが
コンテンツ制作の鬼だな…というか。
歌声から伝わってくるものはもちろん、すごいものを感じます。
「実話だし、役者の方々も相当な思いで臨んだ作品だと聞いていたので、僕も飲まず食わずで。物が体に入ると集中力が切れる気がして…」と、極限まで飲食物の摂取を抑えていたと告白。「1週間で5キロぐらい痩せました」とさらりと打ち明けた。
引用:【日曜日の初耳学】より



映画もこの楽曲も涙なしにはいられません…!
色んなことを考えさせられる…!


ラーゲリより愛をこめてはどこで観れる?
Amazonプライム会員なら
プライムビデオで
『ラーゲリより愛をこめて』が観られますよ♪
※ちなみに、
「軍隊・戦争映画」ジャンルに入っています。
また、U-NEXTでも観られます!
その他配信プラットフォームなら300円程度で購入可能です!
※2026年2月現在



プライム会員はやっぱりお得…!
プライムビデオではアニメも映画も見放題だし
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まとめ:”人間らしく”生きる


いまって生産性だとか
効率重視だとかで(それも大切なのですが…)
どこか人間らしさを捨てて生きているような気もして。
本来は、家族が大事だし
目の前の人に優しくしていたいし
楽しいことを純粋に楽しむ時間を持つことは大事だし…
そんな当たり前のことを見失って
本当に大切なものを大切に出来なかったりするんじゃないかと。
そんな後悔は絶対イヤだなと思います。
人間らしく生きること、
簡単ではないかもしれませんが
もがいていきたいと思いました。



自分にとって大切なものって
自分にしか分からないので
ちゃんと自分と向き合って
自分の気持ちを知る努力をしていきたいですね!










