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【東北大学】男と女の文化史講座を受けて感じた3つのこと

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こんにちは、あるいはこんばんは!
パーソナルコーチ・動画クリエイターの
長野佐友里(@sayuricoaching)です。

NTTドコモが提供するgaccoというサービス
様々な講座が動画で学べます。

 

 

こちらのオンライン講座受講は2回目!
今回は「男と女の文化史」というテーマです。

 

 

終了証とは別にオープンバッジも発行されました^^

 

源氏物語から始まり、遊郭における遊女や
ドイツのローレライ、
古代ギリシャ美術に触れていきます。

正直、今回のテーマは
自分にとってチャレンジでした…!

 

前回受講した「自己理解の心理学」
割と知っていることも多く
すんなり頭に入ってきたのですが…

 

歴史は得意ではないので、、
途中で挫折しそうになりました汗。

1)歴史から学ぶ『女性』の立ち位置

 

源氏物語、ドイツ文学含め
書物として残っている(歴史として認められる)ものは
基本的に男性が記したものなんですよね。

 

想定内ではありますが、
それはとても重要な事実だと思っています。

 

つまり、ほぼ男性視点での世の中しか分からないわけです。

 

この事実からも、
女性の立ち位置というのが想像されますよね…!
そして、これは決して”昔の話”ではなく
現在も同じことが言えるのではないでしょうか。

 

日本での女性が参政権を持ったのが
昭和21年(1946年)というだけのことはあります。。

 

遊女のなかにも優秀な女性がいた
という話が残っているというのは
とても興味深いですし貴重な歴史だなと感じました。

 

こういう歴史をもっと広めて欲しい…!

 

そう思わずにはいられませんでした。
結局ね、小学校や中学校の教科書では
こういう女性のエピソードは省かれちゃうんですよね。

ダイバーシティ(多様性)が
叫ばれて久しいですが
現在の偏りに気づかないと
難しい
ですよね…!

 

なので、こういう歴史から
学ぶというのは効果的なのでは
と思ったりしました。

2)男性の描く『女性像』

 

主にドイツ文学(ローレライの話)で学んだことです。

 

男性は女性に愛されたい!と強く願っている
という心理が見えてきたと結論付けていました。

 

ゆえに、

  • 自分の望むように愛してくれなかった女性を悪者にしたり
  • 他の男に取られたらその男も女もまとめて殺したり
  • 魅力的な女性を「魔性の女」として表現したり

するんですね。

 

どれも男性の強い嫉妬心からくる行動です。

 

 

男性が描く女性像というのは、

  • 自分だけを心から愛してくれて
  • 若くて美しくて
  • 一生を添い遂げてくれる

そんな感じなんですね(きっと)。

 

確かに理想的です…!!
でもそう思い通りにいかないのが現実、、
という感じでしょうか。

 

 

ちなみにこのドイツ文学にも、
女性の視点・意見というのはありません

ある意味ハッキリと男性目線での
書物などが残っていることで
心理が浮き彫りになったんですよね。

 

これはとても興味深いと思いました。
現実では「本当の気持ち」
を表現することは憚られますからね…!

3)フェミニズムとミソジニー

 

今さらではありますが、、
私が歴史は苦手なのに
この講座を受講しようと思ったのは
フェミニズムへの理解を深めるためでした。

 

 

フェミニズム(英語: feminism)とは、
女性解放思想、およびこの思想に基づく社会運動の総称である。

 

政治制度、文化慣習、社会動向などのもとに生じる性別による格差や性差別に影響されず、男女が平等な権利を行使できる社会の実現を目的とする思想または運動である。

Wikipediaより引用

 

ちなみに、、
フェミニストの対義語?として
ミソジニーもあります。

 

 

ミソジニー (英: misogyny) とは、女性に対する憎悪や嫌悪である。
女性嫌悪、女性蔑視と訳される。また、女嫌い(おんなぎらい)ともいう。ミソジニーを持つ者はミソジニスト(英: misogynist)という。

Wikipediaより引用

 

私は「対等」という価値観を大切にしているので
年齢も性別も関係なく
人が人を人として扱うことを望んでいます。

 

そのためにはフェミニズムの考え方は
とても重要だと思っています。

 

その観点で「男と女」という切り口で
歴史を学ぶことに期待していたのです。

 

結果、とても面白かった

 

私は女性なので、
つい女性の視点で
女性の権利などを主張したくなりますが
男性の考えや視点についても
しっかり耳を傾ける姿勢を持っていたいと思います。

 

 

いま現在の話をすると、
誰しもが感情的になりやすいと思うんですが
『歴史』を紐解くということであれば
比較的フラットに話し合えるのではないかと思います。

 

ダイバーシティ(多様性)やD&I、
女性活躍推進・女性役員を増やしたいなどといった
テーマを語りたいときには
歴史として残っている事実は
重要なリソースになりますね。

 

例えば、、
「女性は責任を持ちたがらない」
「女性は昇進したがらないから低賃金なのでは」
なんて声を聞きます。

 

でも、そこには女性の気持ちややる気の問題だけでなく
そう思えない複雑な背景があることを
忘れてはならないと思うんです。

 

複雑な背景には確実に”歴史”が絡んでいます
歴史に目を向け学んで初めて
お互いの立場を考えながら話せるのかもしれません。

多様性を認め守ることが
サステナブルな活動・生命維持に繋がる

というのは分かっていることなので
意識的に取り組んでいけたら良いですよね。

まとめ:歴史を知ることは人生を豊かにする

 

「対等」という価値観を大切にしている
と言ったのですが
それでも人間なので偏りはあるわけで…

 

そういった自分の偏り、
視点の持ち方について
自分で知ろうとすることに意味があると思っています。

 

そういう意味でも、
「男と女の文化史」講座は学びが大きかったです。

 

普段あまり考えない歴史について触れ、
歴史を知ることで人生は豊かになるな
と実感しました。

 

今回の講座もとても楽しかったです!
またオンライン講座受講したいと思います!

最近の教育現場では
けっこうSDGsに触れてくれるので
子ども達も色々と知っています。

 

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この記事を書いた人

ながのさゆり

パーソナルコーチ・心メンテナンスの専門家。
つい何でも話してしまう安心感に定評がある。
20年以上に渡り、存在感・在り方について研究してきた。過去の自分と同じように苦しい気持ちを抱えている人に届けたいという想いで、ノウハウや日常に活かせる心理学を発信中。
RabbitSpace代表|米国CTI認定CPCC®

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