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不寛容とは?なぜ日本は不寛容になったのか?自分はどう在りたいのか?

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こんにちは、あるいはこんばんは!
パーソナルコーチ・動画クリエイターの
長野佐友里(@sayuricoaching)です。

生きづらい世の中だな…

 

と感じている方は多いのではないでしょうか?
私も漏れなくそう感じている人のひとりです。

 

私は
すべての人が自分らしく後悔のない人生を生きて欲しい
と願い活動しています。

 

そこで無視できないのが
『不寛容』であること

 

なぜ日本は不寛容になったのか
原因を考えるうえで
とても分かりやすい動画を発見したので
併せてご紹介していきます!

多様性と不寛容
切っても切り離せない言葉。
ここを理解することで
生きづらさの正体も見えてくるし
同時に対処法も考えられたら!

不寛容とは

 

 

不寛容社会(ふかんようしゃかい、英語: Intolerant society)は、
自分の主義・信条と合わない行動を取る他人を叩いたり批判したり、さらには人格否定まで行う人が増えた社会のことである。
個人の発言力が大きくなったSNS普及後(特に2010年代後半以降)に大きな問題となっている。

Wikipediaより引用

 

 

インターネット、SNSの普及が
影響しているわけですね。

ちなみに、、
不寛容の類義語を調べると
「排他的」「硬直的」
「心の狭い」「ケツの穴の小さい」
「融通が利かない」など出てきます。

逆の言葉の意味も見ていくとより理解が深まるので
寛容」についても。

 

心が寛大で、よく人を受けいれること。
過失をとがめだてせず、人を許すこと。

と書かれています。

寛容な社会だったら、
もっと生きやすくなりそう…
そんな感じもしますよね。

なぜ日本は不寛容社会になったのか?

 

こちらの動画がとっても分かりやすい!

 

若新雄純×武田双雲のコラボです。
40分とちょっと長いのですが、
1.5倍速でも十分聞き取れるのでぜひ!

 

以下、動画内の比喩も使って書いていきます。

村社会の強者「脱穀屋・庄屋」「問屋」

日本は長らく農民・農村社会だった。
村では皆と同じように振る舞うことが求められる
=イノベーションや新しい取り組みは×!!

 

そこで権力を持っていたのが、
庄屋や問屋であり
その構造を保ちたいという力が当然働いていた。

 

これは現代の日本にも残っている!

 

国や大企業をはじめ、
権力を持っている者たちは
その構造(自分たちの権力を振りかざせる状況)を壊したくない
というわけですね。

権力を持つことは年老いること!?

若新雄純×武田双雲
ふたりともが無邪気な少年のようにいたいと考えている
というのが面白いなと!
ある種のアンチエイジングである、と。

 

確かに、権力を持つと
他者を支配しコントロールできる代わりに
ある意味不寛容を受け入れるかたちになる。

 

それは自由さを失うことであり、
年老いることに繋がる、と。

 

自由でイノベーティブでクリエイティブで
無邪気な状態こそが幸せで楽しいと知っているから。

昔の村社会では「不寛容さ」を
感じることはなかったのか?
というところですが、
今ほど情報がなかったから
それが普通だったんですよね。

 

確かに…
隣の村はこうだとか、
他国はどうだとか、
情報が入ってくると
「自分もそうできるかも」
という可能性を感じるから
現状を不寛容と感じるのかも。

権力者はイノベーティブを求めていない

多くの人が無限の可能性を持っている!
そう思っているのですが…

 

権力者はそんなもの1ミリも求めていない、
ということなんですよね。

 

だって、今ある都合の良い構造を壊される恐れがあるから。

 

これは会社員なら感じたことがあるのではないでしょうか?
平社員は黙ってろ!という風潮、
私はとても感じていました。

 

結局「駒」であってくれるのが一番いいということですね。
イノベーションとか挑戦とか阻害されるのも納得です。

 

つまり権力を持つ人がずっとそのポジションで居続けると
新しいことは起きにくいんですね。
だから適切にアップデートしていくために
『任期』が設けられるという話。

どの業界でもアルアルでしょうね…!
「先生」が君臨することで
その人の首を縦に振ることが目的化
する。

 

本来の社会が求めていることや、
必要なものの優先順位が下がってしまう…
勿体ないですよね。
これに生きづらさを感じる人は多そう。

不寛容を生み出す「キャリア観」

 

上記の動画の2本目!
ぜひ1本目を見てから、
こちらもチェックしてみて欲しいです。

 

プレイヤーとしての自立

庄屋・問屋に影響されない
フリーの小作人になることが問われている。
小作人なのに稼げると寛容でいられるというわけですね。
(もしくは狩人)

 

庄屋・問屋に監視される小作人であれは(サラリーマンとか)、
その仕組みに文句を言いたくなるのは必然。

 

結果、お互いを監視し合う社会=不寛容社会に繋がりやすい。
ある意味、サラリーマンになるというのは
不寛容の相互監視の構造に入っていくということ。

武田双雲さんの「丁寧道」

運営になりたい(庄屋・問屋になって脱穀機を持ちたい)

現代の進学校の生徒たちは
「運営」になりたいと思っている!?

 

不寛容を撲滅したいとかではなく、
不寛容を強いられたくないというわけ。

 

みんな不寛容で監視されたくはないのに、
自分が強いる側ならいいやという…
確かに、チヤホヤされやすかったり
給与も高かったりするから当然とも言えるから
人間て難しいですね…汗。

 

構造上、運営(管理者)ってそんなに数いらないのに
みんながそれを目指すレースに出場していることが
不幸を招く。。
(イラついたり、嫉妬して叩いたり…)

 

流行りの『MBA』においては
問屋マスター(笑)

情報化社会のデメリット

SNSのフォロワー数=権力、
影響力を持つことになるので
新しい権力構造もあるんですね。。

 

情報が多いゆえに、
先を見越して行動するから
純粋に楽しめることは減っているのかも…。

 

自分の向き不向きを知るには
情報ってとても便利だと思うので
上手に利用していきたいですね…!

すでに小作人を目指している身としては
そういう「プレイヤーになろう!」
という人を全力で応援したい気持ち!

「うっせぇわ」が流行るのも納得と言うか…!
若い人たちほど現代社会の働き方に違和感を感じているんだと思う。

 

寛容な社会を作るにはどうする?

 

さて、不寛容撲滅会議の最終動画です!
2チャンネルの良さも語っていますね。

小作人として食っていけるという感覚が大事

いまの学校教育は「運営」になるためのもので、
小作人になるという選択肢を提示してはいないよなぁ

 

息子が小学生2年生ですけど、
自分が小学生だったときと同じだなと思う事も多くて
その変化の少なさにびっくりしたりしますもん。
(もう何十年も経っているのに…)

 

国と言う問屋が都合いいように、
という意味では当たり前のことなんですけどね。

 

小作人を増やす、ということは
スペシャリスト職を増やす、
色んなポジションを増やす、
みたいなことだから管理する側は面倒ですもんね。

そもそも日本社会は不寛容?

不寛容さを感じるのは実はネットの中だけなのか?
やはりSNSの登場は大きいのだろうか。

 

個人的にはとても不寛容さ、窮屈さを感じてきたし
運営になろう!レースから降りたかった人なので
多分「日本は不寛容」と感じている人です。

 

でも、確かに会社に入る前までは
そんなに感じなかったかもなとも思うんですよね。
社会人になってすごくつまらなさを感じたというか。

 

実際、寛容な環境にいれば寛容になれるという話はすごく納得で。
(逆に言うと、自分が寛容になれないと寛容な環境に出会えない)
私はレースから降りて(フリーランスになって)、
あまり不寛容さを感じなくて済むようになった。

 

監視し合わない仲間が出来たんだと思います。
これは直接幸せに繋がるし、
自由だから普通に楽しいんですよね。

決して「運営が悪い」わけでもないですよね。
社会構造では必要であることも多いし、
監視し合うことで出来るリスクヘッジもある。

 

多分、私はそういうのが苦手なんですね。
だから運営にならないと詰む社会は
生きづらい
ってことなのかなと。

寛容になるためにはコーチングが有効

そもそもね、
人間の弱さや恐怖、怯えから権力を集中させたい
という流れがある。
弱さと向き合わなくていいように、運営ポジションにいく!

 

逆に言うと、運営になれれば
権力を手に入れて自分の弱さと向き合わなくても
結構なんとかなるってことなんですよね。

 

自分の愚を感じ認めるって
なかなかハードな行いなんですよね。
実はコーチングで結構扱うことになるので、
分かる気がします。。

 

弱い自分に打ち勝つ
という言葉も流行ったけど…
弱い自分は自分の中に居続けるから、
それに蓋をして強いフリをして生き続けると
年を取ったときに精神がヤバくなるって本当にそうですね。

 

「自分を変えよう」「社会を変えよう」
ではなく、理解することが大事
自分の中にある愚に向き合う、
「自分てこういうダメなとこあるよね」
って自分で認めてあげることが大事。

 

自分の愚を抱きしめる、味わう!
自分に対して寛容になること
自分に寛容じゃない人が、
他者に寛容になれるわけないですしね…

 

社会構造も、自分自身についても
理解すると捉え方が変わるんですね。
そうすることではじめて行動が変わる。

 

「自分はこういうこと気にしちゃう
弱い人間なんでこうしてくれませんか?」
って素直に伝えられたりするし、
理解があることで受け身も取れるというわけ。

 

人って理由が分かると受け入れられることも多いから、
(これは心理学でも実証されていますね)
理解することはとても大事

 

コーチングは自己理解を深める
ひとつの手段としてとても有効です。

 

だから、不寛容さとか生きづらさを感じている人におすすめしたい。
自己理解を深めることで
自然と許せるものが増える、寛容な自分になっていける。
良かったら自己理解ツール活用してくださいね

思いもよらずポジショントークになりました(笑)
でも、本当に自己理解とか
セルフハグとかって超大事だと思うんですよね。

 

いま生きづらさを感じていても
もっと自分らしく生きることは出来る!
と信じているので私なりに地道に頑張ります。

まとめ:あなたはどう在りたい?

 

不寛容さの原因、正体が
なんとなく見えてきたかと思います。

 

あなたはどう在りたいですか?
運営になりたいですか?
小作人になりたいですか?

 

どちらも向き不向きがあると思いますし、
とっちが偉いとか悪いとかはないと思います。

 

自分らしく、幸せに生きていける
後悔のない選択をしていけると嬉しいですね!

そのためには自己理解を深めること!
セルフハグも良いですね。
そのためのひとつの手段として
コーチングもいいかもしれません!

 

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この記事を書いた人

ながのさゆり

パーソナルコーチ・心メンテナンスの専門家。
つい何でも話してしまう安心感に定評がある。
20年以上に渡り、存在感・在り方について研究してきた。過去の自分と同じように苦しい気持ちを抱えている人に届けたいという想いで、ノウハウや日常に活かせる心理学を発信中。
RabbitSpace代表|米国CTI認定CPCC®

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