計画的偶発性を起こす行動特性5つを高める方法と嬉しい効果
キャリアコミュニケーションコラム子育て恋愛・パートナーシップ
スタンフォード大学の
ジョン・D・クランボルツ教授らが提案した
キャリア論に関する考え方である
「計画的偶発性理論」。
この計画的偶発性を起こすには
5つの行動特性があると言われています。
※計画的偶発性理論についてはこちらの記事を参考にしてみてください
自分のキャリアに、恋愛に、子育てに、
計画的偶発性を活用したい方に向けて、
5つの行動特性を高める方法を解説していきます。
どの特性をとっても
嬉しい効果がありますので、
そちらも要チェックです!
目次
好奇心(Curiosity)を高める方法
ここで言う「好奇心」とは、
新しいことに興味を持ち続けること。
※拡散的好奇心、知的好奇心と言い換えることもできますね。
子どものように「これ何だろう?」と
興味を持つということは、疑問を持つこととも言えます。
そのために必要なことは、ただひとつ!!
自分は知らない、という前提で物事に接すること。
その意識がとっても大事です。
「あぁこれ知ってるー」って思った瞬間に、
対象への興味や疑問が湧いてこなくなるからです。
なので、普段から純粋に「知りたい!」
と思えるようなことを生活に取り入れておくと
好奇心を発動しやすい自分になれるんですね。
具体的には、
- 意識的に「初めて」の体験をする
- 自分とは違う属性の人との関りを持つ
- 普段しないような選択をあえてしてみる
など。
大人になって年を重ねていくと、
経験も増えるし、知識も蓄えられていきます。
でも、世の中知らないことだらけ!
そんな気持ちを持ち続けたいです。
好奇心を高める効果・メリット5選
好奇心が高いと、
「これを知りたい!」という状態なので
能動的・自発的な行動が増えます。
そうすると以下のような効果・メリットを期待できます。
- 意欲的に仕事に取り組むので評価される、結果を出しやすい
- 積極的に関係を築こうとするので人からモテる
- 自発的な行動を応援する人も多く、人を巻き込める
- 新しい知識をどんどん吸収するので人間としての幅が広がる
- 自ら行動すると、達成感や充実感を味わいやすい
ビジネスにおいても、
恋愛においても好奇心はとても重要
というわけですね!
人生の幸福度や人間関係にも好影響!
本の紹介:その幸運は偶然ではないんです!
この本のターゲットは「普通の人たち」です。「普通の人たち」がどうチャンスをものにし、自分自身の成功物語を構築していけるのか、実はそれこそがこの本が目指したところなのです。
持続性(Persistence)を高める方法
ここで言う「持続性」とは、
失敗してもあきらめずに努力すること。
粘り強さ、中長期で物事を見ることにも繋がりますね。
持続性を高めるための方法は、以下の2つです。
- それが自分にとってどんな意味があるのか?しっかり認識すること
- 近くのゴール設定をしながらスモールステップを繰り返すこと
ひとつめの、
「それが自分にとってどんな意味があるのか?しっかり認識すること」。
「えっと、これやって何の意味があるんだっけ…?」
という状態では継続して取り組むのは困難だからです。
例えば、何の目的もなくダイエットしろと言われて
過酷な運動や厳しい食事制限に耐えるようなものです。
ダイエットの目的や自分にとっての意味を
しっかり認識するからこそ辛くても継続できるんですね。
ふたつめの、
「近くのゴール設定をしながらスモールステップを繰り返すこと」。
中長期のゴールだけだと、進んでいる実感が持ちづらく
途中で諦めてしまうケースが多いからです。
近くのゴール設定をすることで、
着実に進んでいると感じられ継続するパワーになります。
例えば、1年後に10キロやせる!と決めて
1年後まで体重計で計ることができないとしたらどうでしょう?
「頑張ってるつもりだけど成果が謎…」
というのは酷です。
やはり1週間とか定期的に体重を確認したいと思いますよね。
まず1か月後に1キロ減らそう、
などスモールステップを決め進んだ実感を持つことで
自然と持続性に繋がります。
失敗しても諦めずに努力する!
ためには目的の明確化と
進捗確認&振り返りがあると良いですね。
持続性を高める効果・メリット5選
持続性を高いと、
少ないエネルギーで継続することが出来ます。
何事もはじめの一歩、
最初に最もエネルギーを要するからです。
そうすると以下のような効果・メリットを期待できます。
- 「やる」のが当たり前になり成果が出やすい
- 一貫性がある人として信頼される
- ひとつのことを突き詰め専門性が高くなる
- 継続しているため集中しやすい状態になれる
- 習慣化に繋がり気持ちも楽に
失敗するのがそんなに怖くなくなる
というのもありますよね。
失敗しても大丈夫、と分かれば
諦めずに頑張った方がリターンありますから!
楽観性(Optimism)を高める方法
ここで言う「楽観性」とは、
何事もポジティブに考えること。
悲観的になりすぎないためには、
ある程度おおらかに受け止める必要があります。
そのために必要なのは、
完璧主義を手放すこと。
足りない部分にばかり目を向けるのではなく、
出来ている部分に目を向ける。
完璧じゃなかったとしても、
それまでの過程や今ある状態を受け止めることが出来ると
楽観的な視点でいられます。
例えば、
- 〇〇でなければならない⇒〇〇でも大丈夫!
- これしか出来ていない⇒これだけ出来た!
- 失敗はダメなこと⇒失敗しても学びがある
など。
完璧主義をやめると楽観性も高まりますし
幸福度もあがりますよ!
ご自身の楽観性を知りたい方は、
ポジティブインテリジェンス診断を
やってみるのもいいかもしれません!
楽観性を高める効果・メリット5選
楽観性が高いと、
人を信じられるようになります。
そうすると以下のような効果・メリットを期待できます。
- メンタルが強くなる
- 心身の健康を良い状態に保ちやすくなる
- 笑顔や感謝が増えポジティブな人や物事を引き寄せやすくなる
- 新しいことに挑戦しやすくなる
- チームや組織をまとめる力がアップする
人生において人間関係はとても重要ですし、
ビジネスでも恋愛でも何をするにも
人を信頼できるのとできないのでは天と地ほどの差が出てきます。
楽観性は
自分の機嫌にも大きく影響しますね。
悲観的になりすぎず
メンタルを保ちたいですね…!
柔軟性(Flexibility)を高める方法
ここで言う「(心理的)柔軟性」とは、
こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとること。
自分以外の価値観に
意図的に触れに行くことが必要です。
なので、多様な人の話を聞くこと。
まず、世の中にはたくさんの価値観が存在していて
自分の考えはその中のひとつなのだと
実際に体験することが大切です。
普段話さないような属性の人と直接話すのが一番ですが、
YouTubeなどでわざと検索したことのないワードで
コンテンツを見てみると発見がありますよ!
自分にとっての当たり前は、
世間の当たり前ではないと実感できると
自然と考えが柔軟になります。
同じコミュニティ内でばかりいる
という人は特にやってみて!
最初はちょっと抵抗があるかもしれませんが…
案外楽しいと思いますよ!
柔軟性を高める効果・メリット5選
柔軟性が高いと、
変化に強くなります。
先を見通すことが難しいVUCA時代においては、
変化に対応できるのは大きな強みになりますね!
他にも以下のような効果・メリットを期待できます。
- 交友関係が広がり視野も広がる
- 臨機応変な対応ができる
- 様々な情報をキャッチできる
- メンタルが強く切り替えが早い
- 固定概念にとらわれず新しいものを吸収できる
フットワーク軽く挑戦することにも
繋がりますよね。
先行者利益も享受しやすいですね!
本の紹介:人を動かす傾聴力
「指示方法」ではなく「本人の気持ちを引き出す」ことにより、目の前の方が
より意欲的になる事を願っている方におススメします。
冒険心(Risk Taking)を高める方法
ここで言う「冒険心」とは、
結果がわからなくても挑戦すること。
危険・リスクだと予測しても
あえて行動するのにはとても勇気がいります。
また、向上心や探究心がないと
冒険心は出てこないとも言えます。
そこで必要になるのは、
内から出てくるエネルギー・感情です。
普段から感情が出るような活動をしていないと
冒険心もなかなか高まりません。
なので、趣味(釣りやスポーツなどなど)や
好きなゲームをやってみるなど
自分がワクワクして楽しい気持ちになる行動を取ると
それが冒険心に繋がりますよ。
いつも感情を殺しているのに
突然「冒険だ!」とはなりませんよね。
意図的にエネルギーが湧いてくるような
何かに取り組んでいきましょう!
冒険心を高める効果・メリット5選
冒険心が高いと、
テストステロン(男性ホルモン)の分泌が増えます。
そうすると以下のような効果・メリットを期待できます。
- 特に男性はモテる
- 行動力・記憶力・判断力を高める
- 開放的で新たなアイデアが出てきやすい
- アンチエイジングへ繋がる
- 筋肉量が増え体脂肪が減るので健康促進になる
加齢によって
テストステロン値は下がる傾向があります。
冒険心を高めることで、
テストステロンも高め老化防止にも!
本の紹介:チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方
・もっと成長したい
・もっと結果を出したい
・何かに打ち込みたい
・目標はあるが、何から始めていいのか分からない
・仕事や人生を充実させるために、何が必要なのか
まとめ:人生を豊かにする行動特性!
ここでは計画的偶発性理論を起こす
5つの行動特性についてそれぞれ解説してきました。
<計画的偶発性を起こす行動特性5つ>
- 好奇心(Curiosity):新しいことに興味を持ち続ける
- 持続性(Persistence):失敗してもあきらめずに努力する
- 楽観性(Optimism):何事もポジティブに考える
- 柔軟性(Flexibility):こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる
- 冒険心(Risk Taking):結果がわからなくても挑戦する
これらは幸福度や充実度を高めることにも繋がるものです。
計画的偶発性理論を起こすということは、
人生を豊かにすることに直結するんですね!
まずはひとつでも、
ご自身で高めたい特性を決めて
意識的に取り組んでみてね!
私は「楽観性」を高める努力をしていきます!
出来ていることに目を向けながら、
その事実を認めていきます~
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