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【東北大学】人間脳科学入門を受けて感じた3つのこと

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こんにちは、あるいはこんばんは!
パーソナルコーチ・動画クリエイターの
長野佐友里(@sayuricoaching)です。

NTTドコモが提供するgaccoというサービス
様々な講座が動画で学べます。

 

こちらのオンライン講座受講は3回目!
今回は「人間脳科学入門」というテーマです。
オープンバッチも発行されました

 

脳科学は、ずっと気になっていましたが
NLP(神経言語プログラミング)コーチングの本で少し読んだ程度で
ちゃんと学習するのは今回が初めて。

 

そこで私が感じたことを入れつつ、
生活にいかせそうな内容をシェアしていきたいと思います!

 

①心理学と脳科学は密接に関係している

 

これは何となく想像が付きそうですよね。
脳科学と心理学は被る部分もあります。

 

興味深いトピックがあったのでシェアです。

 

懐かしさの神経基盤」というものです。
人が「なつかしさ」に触れたり感じたりすること
どのような体験なのか?という話です。

 

懐かしさの心理的機能
①自己機能
  • 自尊心を高める
  • 未来に対する楽観性を高める
②社会的機能
  • 社会的つながり感を高める
  • 向社会的行動を促進する
③実存機能
  • 人生の意味を認識させる
  • 死への脅威を低減させる

 

このように、懐かしさは
(ややネガティブな側面もあるが)
主としてポジティブな感情体験である

 

 

懐かしさを感じるのって、
思い出の場所を訪れたり
アルバムを見たり
当時の音楽を聴いたり…

 

色々な方法で可能ですよね。

 

懐かしい気持ちに浸るのは
案外メンタルに良い時間
と言えそうです。

 

懐かしさは心理学的に
メンタルに良い影響があると
認識していたのですが、
脳科学的にもイイとは…!

 

意図的に懐かしさに触れる時間を
つくってみるのも良いかもしれませんね。

②脳科学はコーチングの効果を証明する

 

コーチングって目に見えないし
感覚的に良いのは分かるけど
実際何が起きているのだろう…

 

常々そんな風に感じていました。

 

コーチングについては、こちらの記事を参考にしてもらえたら

 

でも、この脳科学講座を受けることで
コーチングの効果が証明されたように思いました。
(厳密には、コーチングを受けた脳を測定しているわけではないですが…)

 

そう感じたトピックを2つシェアします。

 

 

形式的な命題(抽象的な処理)
検証可能な命題(具体的な処理)
認知プロセスが違う!

 

つまり、脳の活性領域が異なる
ということが分かっているんですね。

 

コーチングでは具体と抽象を行ったり来たりします

 

現代社会では、具体的で数値化できる話が
好まれる傾向にあると思うんです。

 

「抽象的」で「感情的」なものは
くだらない!とさえ思われている節がある。

 

でも、どちらも大切な考え方だし
思考が偏らず柔軟でいるには
具体も抽象も必要なプロセスです。

 

具体と抽象がうまく使いこなせると
発想力や思考力がアップするし、
物事の説明が伝わりやすくなります。

 

マーケティングが上手い人は
もれなく具体と抽象のスキルが高い
と感じます。

 

これは人生において様々な場面で
活用できますよね!

 

 

批判的思考態度は訓練により減らせる!

 

例えば、ある事象に対して
批判的な意見を持っているとしましょう。

 

ある事象を、ここでは「タバコ」にします。
自分は喫煙者で、
非喫煙者から邪魔者扱いを受けることにイラだっている
というシチュエーションを想像してみてください。

 

なんで他人から喫煙を悪く言われなきゃいけないんだ

 

というような感じ。

 

ここで「非喫煙者の意見・気持ち」を
文章にしたものを声に出して読むんですね。

 

「副流煙の影響が怖いです」
「こどもの目線にタバコがあると危険」
「タバコの吸い殻がよく落ちていて迷惑している」

 

など。

 

この後、同じ喫煙者の脳を測定すると
脳内情報処理に変化が出るそうです。
(相手への批判的な思考・感情の変化)

 

つまり「認知的再評価」が促進されている
ということ!

 

相手の立場に立って、
実際に声に出してその気持ちを言ってみる。

 

これはコーチングでもやっていること

 

敵対視している相手であっても、
本当に相手の気持ちに立ってみると
批判的な思考が和らぐというのは
脳科学でも証明されているんですね。

 

こういう側面でも、
コーチングは人間関係の改善に有効なのだと
とても腹落ちしました。

 

もっとコーチングに特化した
脳科学の研究が存在するかもしれませんし、
これからどんどん解明されていくのだろうと思います!

 

私の持っている資格CPCC®の
元になっているコーアクティブコーチング®も
かなり脳科学や心理学の効果が
含まれているのだと確信
しました。

コーチングで得られる効果を
本質的な変化」と表現しているのですが
これってある種の「脳から変わる」とか
潜在意識の書き換え」みたいな状態なのかなと。

 

だからコーチングを受けると
前の自分には戻れない感覚が生まれるんですよね。
納得。

③社会に活用できる知見が盛りだくさん

 

懐かしさやコーチングに関わるようなトピックをシェアしてきましたが、
脳科学は本当に様々なことに活用できるのだなと感じました。

 

ここでは、恋愛・パートナー関連で
興味深かったものをシェアしますね。

 

 

相互パートナー選択、
自分の市場価値に基づいた適応的選択戦略というものがあります。

 

つまり、自分が恋愛市場において
どのあたりに位置するのか?
自分の魅力を客観的に判断しつつ
相手つまりパートナーを選んでいるということです。

 

この実験では分かりやすく相手の容姿(写真)から
魅力を判断しているときの脳の動きを測定していました。

 

可愛いから声掛けよう!

 

と単純にはいかないということですね。
相手が魅力的だ、というだけでなく
自分が釣り合うのか?とか
様々な思考が生まれる
というのは面白いなと!
(経験的には分かっていることですが)

 

ここは、人それぞれの性格というものあると思いますが
自分に対するバイアスも大きく影響しそうだなと。

 

自分を過小評価していたり、
失敗を過度に恐れていると
行動できないですよね。

 

この辺のバイアスはコーチングでも
取り除いていけるので、
脳科学を考慮した恋愛成就が可能になりそうです!

 

またコーチングの話題になってしまって恐縮ですが…w

 

脳の動きを知ることで、
望む未来を手に入れる関わり・方法
見えてくるというのは
とてもわくわくしますよね!

 

日常的な幸せから、
世界平和まで、
これからたくさんの活用が期待できます!

コーチングは世界平和にさえ繋がる
と思って活動しているのですが
あながち間違っていない!と
脳科学から学びました。

まとめ:これからの脳科学活用が楽しみ

 

自然災害以外の事件・事故のほとんどは
人間が起こしているわけなので
脳科学のこれからの活用は本当に楽しみですね。

 

もっともっと優しくて平和な世界になりますように

 

ちなみに、
私の大学の後輩が脳科学を活用して
失語症治療に取り組んでいます。

 

Ghoonutsのホームページはこちら

 

こうやって会社を立ち上げて頑張っているのは
尊敬の気持ちしかない!
ぜひとも頑張ってもらいたいです!

 

 

っと、話が逸れましたが
今回の講座はめちゃくちゃ有意義で楽しかったです!^^
(専門用語多めでちょっと難しかったのは内緒…)

もしコーチングにご興味持った方は
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この記事を書いた人

ながのさゆり

パーソナルコーチ・心メンテナンスの専門家。
つい何でも話してしまう安心感に定評がある。
20年以上に渡り、存在感・在り方について研究してきた。過去の自分と同じように苦しい気持ちを抱えている人に届けたいという想いで、ノウハウや日常に活かせる心理学を発信中。
RabbitSpace代表|米国CTI認定CPCC®

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